特集*日本語ラップ
■インタビュー
Zeebra「シーンを導く表現技法」聞き手=佐藤雄一
般若「”昭和の残党”の戦い」般若 聞き手=二木信
KOHH「滲みだす”叫び”」聞き手=山田文大
いとうせいこう「自転車 (ビート) に乗ってどこまでも」聞き手・構成=磯部涼
■対談
漢 a.k.a. GAMI × ANARCHY「”ヒップホップ”の証明 ストリートを超えて」司会=二木 信
Kダブシャイン × 牛田悦正「系譜の意識 インディペンデント精神と民主主義」司会・構成=磯部涼
■エッセイ/マンガ
サイプレス上野「日本語ラップ今昔物語(p.k.a.俺が生き証人)」
入江陽「イン・だ・ハウス」
服部昇大「日ポン語ラップの美ー子(びーこ)ちゃん Ink Boyz編」
三宅唱「理由はありませんが」
吉田雅史「ホモ・ルーデンスのビートメイキング」
■日本語ラップの詩学、あるいはその技法
二木信「RAP ATTACK 日本語ラップは何を歌っているのか」
佐藤雄一「なぜ貧しいリリックのKOHHをなんども聴いてしまうのか?」
岩下朋世「「リアル」になる キャラクターとしてのラッパー」
■徹底討議
大和田俊之 × 磯部 涼「日本語ラップ批評の現在」
■座談会
DOTAMA × ACE × CHARLES「サイファー / MCバトルの方法論」司会=佐藤雄一
菊地成孔 × OMSB × Moe「〈最終戦争を前提にした永遠の停戦〉と〈液状化する世界の境界線上に立つ者共〉として」
■地下に根づく音楽
渡辺志保「USラップシーンのトレンドの変容と日本語ラップ」
水越真紀「期待はずれの夢みるオマ コが揉みくしゃにされたいデカイお尻になるまで」
韻踏み夫「ライマーズ・ディライト」
佐々木寛太郎「健忘の記憶 楽団ひとり論──ネット、地方、その交点」
成田雄太「来るべき日本のヒップホップ映画史のために」
■資料
荏開津広「マイク / マジック / リアリズム 日本語ラップ 一九八二年—二〇一〇年代」